やっぱり気になる(会陰切開・剃毛・浣腸など)
■会陰切開
赤ちゃんが出てくるときに、会陰(膣の出口と肛門の間のところ)が十分に伸びていないと肛門や直腸まで裂傷をおこすことがあります。そうした危険性のあるときには必要に応じて、ハサミで会陰を切ることを会陰切開(えいんせっかい)といいます。
一般的には、初産なら8~9割、経産婦なら5~7割程度行われています。助産院ではほとんど行いません。
会陰切開は、お産の医療の中で、最も意見が分かれる処置です。切開によって自然裂傷を防ぎ、赤ちゃんを早く出すことができるとされていますが、切開や縫合による痛みを伴いますし、生まれる赤ちゃんの健康に差はないというデータもあります。
切開を避けたいと思う人は、切開率の低いところを探すのがベストです。切開率が低いところは、様々なリラックス方法や、マッサージ、オイルなどを取り入れて、切らないでトラブルを防ぐノウハウを持っているはずです。いずれにしても、事前に会陰切開に対する考え方を話し合っておくと良いでしょう。
■剃毛
母体と胎児の感染予防や、会陰切開・縫合のために、陰毛を剃ることがあります。
ただし、医師によっていろいろな考え方があり、全てのケースで剃毛を行うとは限りません。
またアクティブバースを取り入れている病院や助産院では普通行いません。
帝王切開で出産する場合は、手術前に下腹部を剃毛し、会陰部周辺を剃ることはありません。
■浣腸
浣腸を行う目的は、1つは腸を刺激することによって子宮の収縮を強めてお産を進ませること、もう1つはいきんでいる時に排便が起こってしまうと便と一緒に赤ちゃんが出てくる可能性があるので、細菌による感染を防ぐためです。
ただし、全ての場合浣腸を行うとは限りません。希望があれば、事前によく相談しておくと良いでしょう。
