不快症状と処置(つわり・便秘・痔など)
妊娠中は、さまざまな不快症状を伴うことがあります。
■つわり
つわりは、期間や症状など個人差がありますが、妊娠2ヶ月頃から始まり、4ヶ月頃には終わる場合が多いようです。吐き気がする、胃がむかむかする、においが鼻につく、食べ物の好みが変わるなど、症状やつらさは人によります。原因ははっきりとは分かっていません。心身ともに、赤ちゃんを授かるという大きな変化を経験している時期です。無理をせず、ゆっくり静かに過ごすための時間をもらっていると考えると良いでしょう。食欲不振の場合も、あせらずに、食べられる時に食べられるものだけ摂れば大丈夫です。ただし、水分も口にできないような重症の場合は、早めに医師に相談しましょう。
■便秘
便秘は、もともと便秘がちだった人だけでなく、妊娠中には多くの人に起こりやすい症状です。
妊娠中は、流産を予防するために、筋肉の働きを低下させるホルモンが分泌され、腸の働きも鈍るからです。妊娠後期には子宮が大きくなって腸を圧迫するので、さらに便秘がちになる傾向があります。バランスの良い食事に気を配りましょう。適度に体を動かすことも有効です。
■痔
妊娠中は、大きくなった子宮が腸や肛門のまわりの静脈を押すため、肛門周辺が膨らんでいぼ痔になることがあります。便秘の硬い便によって肛門が裂けて、切痔になることもあります。
排便後は、極力紙を使わず、お湯で洗い流すと良いでしょう。
